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七月二十六日のこと(アイスランド)

旅行

2年前(2014年)の旅行記で、ほとんど記憶が薄れてしまっているけれど、せっかく途中まで下書きをしていたので、記事として形にしておこうというのが趣旨。

 

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この日は朝からゴールデン・サークルツアーに出かけた。要はレイキャビク近郊の有名観光スポットを一日でいいとこ取りできるツアー。乗り込んだのは比較的小ぶりのバスで、同じバスに乗っていた参加者は全部で15名程度。

 

最初に立ち寄ったのはHveragerði(クヴェラゲルジ)という温室栽培が有名な小さな町。2008年に大きな地震がこの町を襲ったそうで、そのときの様子を展示している案内所を見学した。

 

その後、ゲイシール(間欠泉)を一旦素通りし、先にグトルフォスの滝(通称、黄金の滝)へ向かった。45分ほどの時間が与えられ、自由に滝を楽しんだ。滝の落差は二段合わせて45m程とそれほど高いものではないが、とにかく流量とその爆音、水しぶきに圧倒された。写真にその凄みをうまく抑えられない、そんな感じのスポットだった。

 

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次に向かったのは、先に素通りしたGeyser(間欠泉)。Strokkur(ストロックル)という名前の間欠泉で、吹き上がる高さは20mほど。5〜10分に1度吹き上がるさまは圧巻で、カメラ片手にシャッターチャンスを見逃さまいと地表を見守っていた。いたるところで蒸気が立ち込めている様子はなんとも不思議で、日本の温泉街のそれとも違うし、異国での旅情をただ楽しむことができた。

 

ゴールデンサークルツアーの最後に訪れたのはシンクヴェトリル国立公園世界遺産に登録されているものの、ダイナミックに「大地が生きている」様子が実感できた先2つのポイントに比べるとやや印象の薄い場所ではあるが、ユーラシアプレートと北アメリカプレートがぶつかり合っているところと聞くと、特別な印象を抱かざるをえない。

後で知ったことだが、この公園は世界遺産でいうところの自然遺産ではなく文化遺産であり、その所以はアルシングと呼ばれる民主的な全島集会が開催されていた場所であるから、とのこと。

 

かくしてアイスランドの自然名所を巡り終え、首都レイキャビクへと戻った。アイスランドの雄大だがどこか陰のある景色を目の当たりにしたことで、良質な音楽を届けてくれるアーティストたちが影響を受けているであろう環境や文化の側面について知ることができ、本当に有意義な旅であった。