メモツールについて
Evernoteが1年半ほど前に無料版で2台までと利用が制限されてしまって以来、
しっくりくるメモアプリ探しを続けている。
ツールはあくまでツール。当たり前だけども何をやりたいのかを明確にすることは必要。
そもそもメモアプリの機能は淘汰されたり、サービスが中止になったりすることもありうるので、状況に応じてすぐに切り替えられる柔軟性も大事。フィロソフィーを持つというか。
とはいえ、使ってみることでアイデアが湧いてくると思うので、難しいことは考えすぎずに、色々と試している。
そんな自分のメモアプリを取り巻く状況について、まとめてみたい。
Evernote
以前は有料会員になるくらいのEvernoteヘビーユーザーだった。
取扱説明書や仕事に使えそうな資料などpdfは何でも送っていたし、気になったWebページのクリップ保存やToDoリスト、レシピメモに至るまで、メモというメモはEvernoteで管理していた。
残念ながら今はすっかり利用頻度が減ってしまっている。
昔はなくなったら困ると思っていたが、無くても普通に生きていけることが証明されてしまった。
OneNote
Evernoteの代替ツールの筆頭として、まずはEvernoteとの併用、その後の移行を試みたが失敗。
OneNoteはEvernoteよりも動作が重い上、同期がうまくいかないといった使い勝手の悪さ、さらにはOffice 365の年会費を払わないとOneDriveの容量が確保できないなど、いろんな障壁を感じてしまって使いこなせなかった。
ただ、ノートを簡単に切り替えられるタブ機能は気に入っている。
Keep
タブなりノート間を切り替える機能が少なく不便な印象を受け、最初は少し毛嫌いしていた。
しかし、書いたメモをポストイットの様にホワイトボードへ貼っていくような感覚は視覚効果が高く、使いやすい。また、テキストメモなので、動作も軽く、同期も速い点はかなりポイントが高い。
ラベルを付けておけば簡単にフィルタリング出来るので、数が増えていっても
一番のポイントはToDoリストとGoogle Calendarとの連携がシームレスにおこなえること。
Gmail含め、Googleのエコシステムの中で完結させることが、なんだかんだ一番便利なのかもしれない。
Evernoteでやっていた、気になるWebページをクリップし「あとで読む」ことについては、Pocketへ移行している。
EvernoteのWebクリップにはそこそこ時間がかかったのに対し、Pocketは一瞬なので重宝している。
また、スマホからでもストレスなくクリップできるので、最近は使用頻度がかなり高い。
Slack
メモツールというよりコミュニケーションツールだが、あらゆる情報を一つのプラットフォームへ集約するという点では有用と考え、一人Slackを開始。流行りのツールなので、触って慣れてみたかったというのもある。
トピックに応じてチャンネルを分ける機能や、ソースコードを埋め込める機能が気に入っている。
プログラミングや機械学習関係で気になったことはメモしたりもするが、どちらかと言うとRSSのFEEDを読み込んだり、関心の高いグループに参加して情報を取ったりという使い方がメイン。
最近では、下3つのアプリ・サービスを併用して使うのが自分の中で主流。