ysaz (ImanazaS) blog

最近はデータ分析や機械学習が中心。たまに音楽や書評。

七月二十四日のこと(ボストン〜ニューヨーク)

この日は昼過ぎのフライトでボストンからニューヨークへ向かう予定になっていて、午前中観光するのもしんどいし、前日の疲れも残っていたため、遅めのチェックアウトを経て少し早めに空港へ向かうことにした。しかし、移動中に早くもアクシデント発生。突然携帯に飛び込んできたメールを見ると飛行機の出発が30分ほど遅れるとのこと。ニューヨークでの約7時間のトランジット時間を使ってMOMAに行こうと計画していたが、雲行きが怪しくなった。

 
11時過ぎに空港に着くと、さらに30分延びるとの案内が。他の便に振り返るという案もあったが、JFKに向かう便でそれより早いのがなかったのと、自分の席がエコノミーからファーストへグレードアップされていたことがあり、そのまま空港で待つことにした。そもそも、予定していた便でもMoMAの見学時間は30分〜1時間程度しか見ていなかったので、少しでも飛行機が遅れた時点で計画の一部が流れてしまうのが大きかった。
 
その後事態はさらに悪化し、昼食を食べながら待っているとさらに遅れが生じたとの情報が。結局ニューヨークへの到着は当初の予定より2時間も遅れてしまい、マンハッタンに着いたのは18時半過ぎ。それから1時間かけてGrand Centralまで移動して友達と合流し、21時前まで飯を食ったのち再度JFK空港へ向かった。
 
途中電車も遅れるというハプニングにも遭遇したが、無事空港に到着し、23時半の便でレイキャビクへと飛び立つことができた。

七月二十三日のこと(ボストン)

この日はConvergeらを擁するDeath Wish Inc主催のフェスに行くためボストンへ向かった。思えばアメリカでちゃんとしたハードコアのライブを見るのは初めてで、そもそもConvergeを見るのも初めてだった。

 
ライブ前にYume Wo Katareに行ってラーメンを食べるつもりだったが、夏休み中で残念ながら休業との情報が。無茶苦茶がっかりしたが、仕方がないのでハーバード大の近くにあるShake Shackでハンバーガーを食べた。ニューヨークでは長蛇の列ができるほどの人気店だが、噂に違わず美味かったので満足。Shake Shackはもうすぐアトランタにみオープンする予定なのでとても楽しみ。
 
さて、肝心のライブは全8バンドと長丁場。昼間少し歩きすぎてしまったのと、久しぶりのライブハウスで爆音が身に応えたため、ちゃんと見たのは最後の3バンドくらい。しかも転換中は外に出て地べたに座り込むという軟弱ぶりで、充実感が少し目減りしてしまった。未成年は再入場禁止だったが、今の自分にはずっとあの中に閉じこもってることなんてできやしないから純粋に感心してしまった。
 
Shipwreck, Trap Them, Convergeのステージがそれぞれ見応えあったため、トータルでいうと満足。ライブが終わった頃には夜12時を回っていたのと、謎に疲れきっていたためタクシーでホステルまで移動。同室の人達はみんな寝静まっていたので、静かにシャワーを浴び、着替え、床についた。

八月一日のこと

軽く旅行記でもつけようかと思っていたけれど、特に意識しなければ全く手をつけないもので、気がつけば7/23から始めた旅も10日目を迎えてしまった。
今もアクティブに文章を書くというよりは、コペンハーゲンからストックホルムへ向かう電車内で一通りやることを終えて暇を持て余してしまったため書き始めたにすぎない。

そう考えると、旅行中に毎日欠かさず写真入りのBlogを更新している人は本当にマメとしか言いようがない。毎日クタクタになるまで歩き回ってるはずなのに、そこからやろうという意識の高さには勘服させられる。

とはいえ、こうして書いている中で思うのは、後から思い出そうとしても、見たもの行った場所の名前をすっかり忘れてしまって旅行の記録が薄っぺらいものになってしまいそう。

ということで、気を引き締めてこれまでの旅行を振り返りながら、見たこと感じたことを整理していきたいと思う。

ニューオーリンズ

先週、3泊4日でニューオーリンズへ旅行してきた。
ちょうど、リオのカーニバルと並ぶ、世界有数のお祭であるMardi Grasの最終日(通称: Fat Tuesday)が旅行期間と重なっていたので、雰囲気を楽しんできた。
あいにく天気には恵まれなかったが、奇抜なカラーのフロートが街中をパレードするのを見たり、沿道の見物客に向かって投げられるビーズをキャッチするのに参加したりと、祭りを堪能することができた。

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その次の日には、French Quarter内に現存する建物で最も古く、1770年代に建てられたというPreservation Hallで、本場のJazzを楽しんだ。開場50分前から並んだにも関わらず、ホール内には入れず、ステージ下手のホール袖から鑑賞。ベテランプレーヤーの演奏を間近で観れたのは、とても値打ちだった。

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Google Glass

開発中のGlassに関するCLT (Central Location Test) がおこなわれていたので、行ってきた。

Glassの使い心地としては、目の焦点を合わすのにコツがいり、生活の中に溶け込ませて自然に使うにはまだまだといったところ。

それでも、メガネのフレームの中に小型の液晶デバイスが見事に埋め込まれており、プロダクトとしてちゃんと形になっていたのは感動したし、Androidで培われた音声認識機能がばっちり活かされていたのはさすが。

体験した機能の中で特に興味深かったのは翻訳機能。他の国の言葉で書かれている看板を見ながら翻訳機能を使うと、その看板の文字が翻訳されて画面に映し出されるという。
日本語は未対応だったが、かなり重宝されそう。

その他、製品以外の部分では、振舞われていたお菓子や飲み物の質が卓越していたことに驚いた。

試作品を色んな人に触らせて、あーだこーだ議論を巻き起こして行く商品開発のやり方にはとても共感する。そして何より、みんなが取り敢えず触って見たくなるような、あっと驚く技術を提供してるって姿勢と、技術そのものが羨ましい。

Lights of Hope

台湾在住のビートメーカー、u-canくんが新曲をリリースしました。

世界のどこにいようと、インデペンデントな姿勢を保ちつつ、いろんな人達とのコラボレーションを通じてコンスタントにリリースを続けているのはさすがです。

 iTuensで手軽に音源が入手できるのも嬉しいです。

 

Lights of Hope

Lights of Hope