Chromebookは今後盛り上がるのか?
Chromebookを購入してからおよそ半年が経つが、動作の軽さ、電池のもち、キーボード付属といった点から使い勝手がよく、2〜3万円で買える端末としては十分だと感じている。
しかし、日本語でChromebookについて書いている記事やブログを探しても、大した数が引っかからないのが現状で、相変わらず日本での注目度が高まっていないことが伺える。出荷数が年々伸びているとはいえ、その殆どが教育機関向けらしいので、小売店で見かける機会は正直多くない。
世の中スマホさえあれば事足りるという人が増えているようだが、個人的にはスマホの小さい画面だとできることに限界があるし、タブブラウザの使いにくさや文字の打ち辛さなどから、それだけでは不十分と感じてしまう。
じゃあ、使い慣れたWindowsやMacを使えばそれで済むのでは?、という意見もきっとあるだろう。けれども、プライベートでマイクロソフト・オフィスとか業務で使うようなアプリケーションを使う場面はそれほど多くないし、正直ブラウザ(Chrome)さえ開ければことが済む場面が非常に多いので、それなら最初からChromeしか入っていないパソコンの方がシンプルだし、やりたいことのほとんどが実現できるんじゃないか、ということ。
複数の端末を所持しているが、それぞれの端末でおこなっていることをなんとなく棚卸ししてみた。
・スマホ(iPhone):LINEやSMSのやり取り、写真の撮影・管理、SNS(InstagramやTwitter)のチェック、電話、たまにゲーム
・タブレット(iPad):Webブラウジング、動画鑑賞(YouTube)、メールやスケジュールの閲覧、雑誌の閲覧、RSSリーダーやメモアプリの使用、音楽鑑賞(Spotify)
・電子書籍リーダー(Kindle):電子書籍の閲覧
・メインPC(Macbook):プログラミングでの高度な処理、音楽鑑賞(iTunes)、楽曲制作(Ableton Live)、Slingbox鑑賞
・サブPC(Chromebook):Webブラウジング、RSSリーダーのチェック、動画鑑賞(YouTube)、ブログの作成、音楽鑑賞(Spotify)
ということで、リアルタイムなやり取りや写真の管理という用途では持ち運びに優れたiPhone、Webからの情報インプットにはiPadとChromebookを状況に応じて使い分け、アウトプット(タイピング)要素が強くなってくるとややChromebookよりになる、という感じ。MacbookProの出番は、ややヘビーでクリエイティブな作業をするときに限られてきている。
今年は2-in-1のリリースが多いのと、Androidアプリ対応機種の幅が広がることから、日本でも益々盛り上がってくれることを期待する。